あっという間にソロリサイタルまであと3日。…と書いているだけでドキドキ緊張してきました。
なるべくいつも通りに、心穏やかに過ごしたいと思っていますが、やはりそわそわしてしまいます。
~続き③~
さて、リサイタル後半に演奏するショパン。
舟歌、ワルツ、ノクターン、バラード
ショパンの作品はどれも大好きな作品ばかりで、演奏するだけで幸せな気持ちになります。(彼の人生は決して幸せなときばかりではないのですが)
彼の音楽にはあらゆる感情が込められていて、心をぐわっとつかまれる感じがします。
私が初めてショパンを弾いたのは小学生の頃。先生から曲をもらったときは嬉しくて夢中で練習しました。
そして時は経ち、
学生の頃、先輩が演奏したバラード第4番が素敵で衝撃を受けました。
いつか私もあんな演奏をしてみたい!と思ったのですが、憧れのバラード第4番は技術だけでなく内面的にも難しい作品でした。
ポーランドでEwa先生に見て頂いたときには、目から鱗のようなアドバイスをたくさん頂きました。
ヨーロッパの乾いた空気でよく鳴り響くピアノを弾きながら、この空気を吸ってショパンは育ったのだなぁと感慨深くなりました。
私にとってショパンはどんなときも心の支えとなり、人生を豊かにしてくれた音楽です。
今回、銀座王子ホールという舞台に再び立つことが出来て、大好きなショパンを弾けるのだから、思いっきり楽しんで演奏したい。
想いを明後日へ向けて。
【ソロリサイタル~日本演奏連盟 増山美知子奨励ニューアーティストシリーズ~】
日時:11月22日(日) 14時開演 13時30分開場
場所:銀座王子ホール(銀座駅A12出口より徒歩1分)
プログラム:
ブラームス/ シューマンの主題による変奏曲 作品9
ベートーヴェン/ ピアノソナタ第23番 ヘ短調 作品57「熱情」
ショパン/ 舟歌 嬰ヘ長調 作品60
ワルツ第1番 変ホ長調 作品18「華麗なる大円舞曲」
ノクターン第13番 ハ短調 作品48-1
バラード第4番 ヘ短調 作品52
チケットお問い合わせ:プロアルテムジケ03-3943-6677HPでのチケット申込みはこちら