Pianist Yoko Maruyama 公式ホームページ

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月刊ショパン掲載について

月刊ショパン掲載について

本日5月18日(水)発売の月刊ショパンの特集【没後120年 クララ・シューマン】の「ピアニストが語るクララ・シューマンの魅力」というコーナーにて記事を書かせて頂きました。

クララがこんなにも特集されたのは何年ぶりかしら?
10年前には没後110年特集として取り上げられていました。

今回、他の記事を書かれている先生方はクララについての本や楽譜を出版をされていたり深く研究されている方々ばかりなので、クララのことをご存知の方もそうでない方も読みごたえのある特集だと思います。

こんなにも素晴らしい方々が執筆されている中、なぜ私に声をかけて下さったのか不思議というか申し訳ないくらいなのですが・・・

このお話を頂いたときは、何より【クララ・シューマン】がテーマであったこと、そして執筆をすることで自分の想いが文字として残るという魅力を感じ、初めての挑戦だけれど何事も経験だ!と一大決心し、お引き受けしました。
が、しかし、実際に書いてみるとなかなか難しい!
クララの中で自分の好きな作品も含めて書いて下さい、ということだったのですが、音に託すことも難しいけれど、文字にすることも簡単ではないのだなぁと感じました。

うまくは書けないのだから、せめて自分の想いを素直に書こうと思って筆を進めていたつもりですが、読んで下さる方にどれほど伝わってくれるのかドキドキします。

執筆するにあたって、クララ・シューマンについて改めて一から勉強し直してみましたが、彼女を深く知れば知るほど、こんなにも素晴らしい女性芸術家が存在していたんだ!ということに感動し、足元にも及ばないけれど私も前向きに頑張ろう!と背中を押してもらっているような気がします。

ピアニストとして作曲家と教育者として、そして妻として母として、激動の時代を生き抜いた力強いクララの姿は、現代の私たちにとっても共感するものがあるのではないでしょうか。

今回、貴重な経験をさせて頂き、私に声を掛けて下さった月刊ショパンの皆さま、そしてお世話になっているプロアルテムジケの方に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

ご興味ある方はぜひご覧になって下さいね。
http://www.chopin.co.jp/month/

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